アボカド(ワニナシ)

Avocado (Persea americana)

アボカド(Persea americana) アボカド(Persea americana)

ハワイの定番フルーツのひとつ。果物だが料理に使われることが多い。

日本語名 ワニナシ、アボカド、バターフルーツ
ハワイ語名 pea
英語名 avocado、alligator pear
学名 Persea americana
分類 クスノキ科(Lauraceae)ワニナシ属(Persea)
その他 外来種(alien)

分布

A

メキシコ、グアテマラ、ホンジュラスなどの中央アメリカ原産。果実が食用になり、広い地域で栽培されている。ハワイには19世紀初頭に移入され、1910年までには低地でもっとも一般的な庭木のひとつになったという。現在では少なくともカウアイ島、オアフ島、マウイ島、ハワイ島の標高10~600mの湿潤な場所で野生化しているのが確認されている。

特徴

高さ9mくらいの高木。稀に18mくらいまでになる。葉はあまり特徴がないが、互生で表は濃い緑色、裏は淡い色。葉の形や大きさは様々だが、楕円形のものが多く、長さ10~25cm、幅5~10cm。葉はちぎると良い香りがする。多くは春に黄緑色の小さな花をたくさんつける。果実は6~8月につけるが、今日のハワイでは多くの変種があり、果実は一年を通して見ることができる。

利用

果実は食用になる。ねっとりとした食感の果肉は栄養価が高く、大変人気がある。

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