キンノジコ

Saffron Finch (Sicalis flaveola)

キンノジコ(Sicalis flaveola)
日本語名 キンノジコ
ハワイ語名
英語名 Saffron Finch
学名 Sicalis flaveola
分類 ホオジロ科(Emberizidae)
その他 外来種(alien)

明るい黄色の鳥。美しい鳴き声と体色のため、世界の多くの地域でペットとして人気がある。南アメリカ原産。ハワイには1960年代に移入された。ハワイの他にもパナマ、ジャマイカ、プエルトリコなどに移入されている。

分布

A

ハワイではハワイ島に最も多く、コナ(Kona)やコハラ(Kohala)で特に多い。オアフ島では数は少ない。カウアイ島では2004年10月にワイメア(Waimea)で最初に確認されて以来、定着しつつあるようだ。マウイ島でも数回報告されている。

形態

全長18cm。オスとメスは体の色が異なる。オスは頭部がオレンジがかっている。メスは色が淡く縞模様がある。上くちばしは灰色、下くちばしは黄色。

鳴き声

さえずりは音楽的で、「チッ」と「チュイー」の組み合わせを続ける。地鳴きは大きく金属的な「チィー」。

生態

乾燥した地域を好み、草の多い広場、ゴルフ場、道端などの地面で種子や虫を食べる。餌台にも集まる。ときに数百羽の大きな群れを作る。ハワイでの繁殖の生態はまだあまり知られていない。

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