Kalij Pheasant (Lophura leucomelanos)
ヒマラヤ原産のキジ。1962年に67羽がミシガン州、テキサス州、そしてハワイ州——ハワイ島のプウ・ワア・ワア(Puʻu Waʻa Waʻa)——に移入された。
日本語名 | ミヤマハッカン |
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ハワイ語名 | — |
英語名 | Kalij Pheasant |
学名 | Lophura leucomelanos |
分類 | キジ科(Phasianidae) |
その他 | 外来種(alien) |
分布
A
ネパール、パキスタン北部、ミャンマー、ブータン、タイ、アッサム、中国南部に分布する。ハワイでは、1962年の移入から約10年経ったあと急に数が増え、外来種としてハワイ島の標高300m~2,300mの湿潤な森で定着している。ハワイ島以外の島々には生息しない。
形態
全長73cm。メスの方がやや小さい。オスとメスは体の色が全く異なる。オスは光沢のある濃い青色で胸は灰色。メスは茶色の斑模様。オスもメスも冠羽があり、目の周りは赤い皮膚が露出している。尾羽は長い。
生態
普段は警戒心が強いが、早朝と夕方には開けた場所や車道に出てきて、種子や昆虫などの餌を探しながら歩き回る。ハワイ火山国立公園(Hawaiʻi Volcanoes National Park)のキープカプアウル(Kīpukapuaulu、バードパーク)などでは人慣れしている。夜は木の上で寝る。
その他
Kalijは、インド北部地方における本種の呼び名である。Pheasantは、キジ科の鳥の総称。属名のLophuraは「飾羽がある尾」という意味のギリシア語、種小名のleucomelanosは「白黒」という意味のギリシア語。
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